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蒼(あお)の楽園・宮古島紀行

蒼の楽園、宮古島に行ってきました。噂通りの「宮古ブルー」は、水の透明度はもちろん、沖へ向かうにつれてプレートの深さにより濃い青へと変わっていく様子が不思議で、美しかったです。息を飲むような海の青と、浜辺の真っ白で細やかな砂。一日中眺めていたいと思わせる、まさに楽園の島でした。

 

【アクセスと旅の行程】

伊丹空港を1445分に出発し、2時間で那覇空港へ。そこから宮古空港までは1時間ほどです。那覇での待ち時間1時間を含めても、5時間かからずに到着できました。今回の旅行は阪急トラピックスを利用しましたが、2日目の午後には自由行動があったため、レンタカーを借りて総合博物館や熱帯植物園などを見学しました。

【絶景を巡るドライブ】

宮古島には来間(くりま)大橋、伊良部(いらぶ)大橋、池間(いけま)大橋という三つの大きな橋があります。これらは宮古ブルーの海の上を渡る絶景のドライブコースで、移動中の海の色には感動の連続でした。

  • 東平安名崎(ひがしへんなざき): 2キロにわたる細長い道を海岸線に沿って歩いた先に灯台があります。ここは「明和の大津波」で運ばれた巨大な津波石が点在しており、日本屈指の景勝地と言われています。
  • 与那覇前浜ビーチ: 「東洋一美しい」と称される海岸です。真っ白な砂浜と透明度の高い海が印象的でした。
  • 伊良部島と下地島: 3日目に全長3,540メートルの伊良部大橋を渡り、伊良部島へ。伊良部島は近年リゾート開発が進んでおり、嵐の大野智さんのものと噂される「宮古島ヴィラ海蓮」もファンの間で人気だそうです 。また、隣接する下地島には、二つの池が地下でつながっている神秘的な「通り池」があります。
  • 砂山ビーチ: 私有地の看板がありながらも、観光客に大人気のスポットです。
  • 池間島: 池間大橋を渡った先の展望台には、この旅で唯一と言っていい売店があり、そこで「紅芋もち」を食べ、特産のもずくを購入しました。

 【歴史と文化に触れる】

シギラビーチの近くにある「うえのドイツ文化村」にも足を運びました。明治時代、座礁したドイツ商船の乗組員を助けた島民に対し、ドイツ皇帝から感謝状と博愛記念碑が贈られたという歴史があるそうです。和歌山県串本町とトルコの友好エピソード(エルトゥールル号事件)を彷彿とさせ、心温まる話でした。また、「雪塩ミュージアム」では製造工程を学び、雪塩を溶かした水を試飲したところ、不思議とまろやかで甘く感じました。お土産に雪塩クッキーなどを購入しました。

旅の締めくくりには、島尻(しまじり)のマングローブ林を訪れました。遊歩道を20分ほど歩き、干潮時にしか見られない見事な根の張りを見学できました。

 

【島の食と風景】

食事はホテルのビュッフェのほか、宮古そばやタコスを楽しみました。宮古島にはなぜかタコスやタコライスのお店が多いのが不思議です。最終日のツアー昼食でいただいたアグー豚のトンカツも絶品でした。食後に眺めた宮古島最高の夕日は、この旅一番の思い出です。

移動中のバスの窓外には、収穫時期を迎えたサトウキビ畑が広がっていました。今は機械化が進んでいるとはいえ、人の丈を優に超えるサトウキビをかつては手作業で刈り取っていた苦労を思うと、気が遠くなるような作業です。

 

【旅を終えて】

宮古島を巡って驚いたのは、人々の「商売欲のなさ」です。多くの場所が入場料・駐車場ともに無料で、展望台にもお店がほとんどありません。添乗員さんは「それが宮古の魂であり、欲がないのです」とおっしゃっていましたが、その言葉に深く感心しました。

 

近年はリゾート開発が急速に進んでいると聞きます。この素晴らしい自然と、欲のない穏やかな島の空気感が壊されることなく、守られ続けることを願わずにはいられません。

投稿:写真                    森 淳子(高24回)

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コメント: 2
  • #1

    梯 哲雄 (火曜日, 13 1月 2026 20:25)

    宮古島は宮古島諸島に属す最大の島で、沖縄本島と八重山諸島(石垣島、西表島、与那国島)の中間に位置します。宮古ブルーの海の色は有名ですね。
    ぜひ訪れてみたいところの一つです。

  • #2

    真鍋 恵吾 (金曜日, 23 1月 2026 21:41)

    宮古島紀行、楽しく拝読させていただきました。マングローブの林、アグー豚のトンカツ、特に興味深いです!
    また、素敵な自然が残っている現実からすれば、持続可能な社会とはマネタイズでは無く『無欲』こそ究極の原動力かもしれませんね!